「教育」における私の考え②
こんにちは、HILLOCK代表の堺谷です。
今日は「教育」における私の考え【その2】をお届けします。
前回は、教育ってそもそも上から「こういう人になりなさい!」など、下に流れるものじゃなくて、どうなりたいかは子どもが決めるもんだし、その環境作りを大人がサポートしてあげましょうよ!という話でした。
これを福沢諭吉さんの名言と共に解説させてもらいました。(詳しくは前回のブログをご覧ください:https://www.hillock-school.com/949/)
今日は「その2」ということで、『教育って学校教育だけじゃ難しいよね』という話をします。
まずはこちら本日のスライドです。
このスライドでは、あなたのお子様が大人になり「社会でのプロジェクト(=仕事)」の流れを書いているのですが、その流れは、
ザックリというと「問題発見→問題解決→実行」のようになっています。
社会で解決されていない問題・不満を探し(=問題発見)、それを解決する答えや仮定を見つけ(=問題解決)、実際にアクションを起こす(=実行)という感じです。
社会に入ると、この一連の流れを理解し、自分が置かれている状況を考えながらアプローチをしていきます。
なので、社会に入る前に得意不得意関係なく、全ての段階を経験していると社会に順応しやすく、またその経験が新たな価値提供も生み出すことが可能になるでしょう。
ただ、学校というのは基本的には「問題解決」のみをやります。
そこでは、数学の方程式の様に、多くの場合、1つの正しい解法について学びます。
例えば、こういう場合は○。こういう場合は×、みたいな感じです。
ただ、お子様が大きくなって社会に入ると、決まった「答え」が用意されることはまずありません。
情報やリソースは常に不足し、考えられる選択肢は複数あり、しかも、どれも不確実でやってみないとわかりません。
なので、学校教育だけでは不十分なのです。
だからこそ親として、お子さんの人生や将来のことを考えると、常に答えを与えるのではなく(そこは学校が行ってくれるので)、むしろ「自立をサポート」すべきです。
このスライドに書いたのですが、世界も社会も個人も「多様化」の時代です。
だからこそ「こういう場合はこうだ!」みたいな”決まり切った答え”は、なおさらなくなりつつあると思います。
よって、親としては、お子さんが自分自身で「自立と教養」を学び取ることを幼い頃からサポートしてあげることが、これからの教育かと感じています。
ただ、こんなことを言うと「じゃあどうしたら自立をサポート出来るの?」と感じるかと思います。
そこで次回は子どもの自立に向けて、ご家庭でできることをご紹介したいと思います。
HILLOCK代表 堺谷
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