発達段階「1歳児」への対応
こんにちは、HILLOCK代表の堺谷です。
前回のブログでは、子育ての悩みは「発達段階」を知ることで、子育てに行き詰らず、毎日を楽しむための現実的な対応だよとお話しました。(発達段階?と感じた方はこちらをご覧ください:https://www.kids-island.biz/supplement4)
今回からは「1歳・2歳・3歳」それぞれの年齢に分けて、詳しくお話ししたいと思います。
1歳児の「特徴」
今回は「1歳児」の特徴をお話しします。1歳を超え2歳に向けては、Noと主張することが多くなります。
日本では反抗期、イヤイヤ期などと一般に呼ばれていますが、
1歳児は独立期。Noと言うのが仕事!
とお考えください。こう考えられるだけで「気持ち」は多少楽になります。
大人の感覚では、少し理解に苦しむことも大きな時期なのですが、この独立期、子どもの成長にとって本当に重要なステップです。
独立できている感覚が持てることで、次の大きな飛躍があるように思えてなりません。
他の大きな特徴としては「2つ」
①保護者(主にママ)を基地にして、あっちこっちに興味を持ち、探索を始める。
②他の子どもと同じ場所で遊ぶけれども、バラバラに遊ぶ。
ここも同じように、「1歳児はこういう特徴があるんだ」と理解出来ると気持ちに余裕が生まれます。
言い換えると、「なんでうちの子は、友達と一緒に遊ばないの?汗」などと、特徴以外の行動に対して、焦る必要はないですよ!ということです。
1歳児の「対応」
次に「対応」についてです。引き続き「アタッチメント・語りかけ」を大切にしてください。これは基本だと思っていてください。
さらに「語りかけ」は、気持ちや行動を描写や質問してあげるといいでしょう。(例えば、「うれしいね」「〇〇は楽しいね」「今、歩いているんだね」「怒っているの?」など。)
Noが止まらない場合、できるだけのことをしたら「1歳児だから」と気分を切り替え、時にはやり過ごすこともありです。
実家・親せき、お友だちとの交流で、無理なく色々な人にたくさん抱っこして愛してもらいましょう。
親子で一緒に参加する習い事を始める(ママと一緒にお友だちとバラバラ遊びをする)といい時期です。
特に「都市」では、意識してお出かけをしないと、子どもと二人で家の中で煮詰まってしまうこともあるようです。
外遊びも積極的に!脳の発達においても重要と言われています。
1歳児の「対応注意点」
これはついついやってしまいがちなことです。
家族以外の人と接点を持つ場合、「あいさつして」とか「ほら、にこっと笑ってごらん」と言ってしまいたくなりますよね。
ただ、無理強いは禁物です。子どもは距離感を測っています。
スクールで子どもとの距離を詰めるのが上手な講師を見ていると、一気に無理をして近づくのでなく、子どもに近づきすぎず、(でも忘れてないよと)一定間隔で声掛けや遊びの提案をして、少しずつ(時間よりも)回数を重ねながら安心感を与えます。
そして、心を許したタイミングでぐっと近づいて仲良くなります。本当に見事です。
この方法は心理学的にも「接触頻度が増えると、人は安心感を持つ」ということにも合致します。
それと、この時期はお母さんは疲れが出る頃です。
スクールのお母さん方の様子を見ていますと、1歳後半から2歳半までの1年が、ある意味「大変さのピーク」かなと推定しています。
一人で頑張り過ぎず、周りのサポートも得ながら「ママが、よく寝て、好きなものを食べて、友達とおしゃべりをする」ことで息抜きして頂ければと思います。
振り返ると、あっという間に過ぎ去る懐かしい時期です。ぜひ子育てを楽しみましょう!
次回は「2歳児」についてお話しします。
HILLOCK代表 堺谷
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